一般化の難しさ

さて、久々の家庭教師の話ですが、5月も中旬に来まして、多くの中・高生は6月の前期中間試験に向けて対策をしてきているかと思います。
私が担当している生徒も例に漏れずそこに照準を合わせて対策しています。

最近、何人かの生徒の指導をしている中で感じること。
それが一般化の難しさ。

中学生の数学の話なのですが、そもそも「文字」を使う意味を分かっていない子が多い。
これは私が担当しているいないに関係なく、おそらく中位〜下位の成績の子には顕著に見られる現状かと思います。

文字を使うことで、物事の一般化ができるようになったのはものすごい画期的なことです。

例えば、ある兄弟がいて、親から小遣いをもらうとする。

自分(弟)が1000円のとき、お兄ちゃんは1500円もらえる。
自分が2000円のとき、お兄ちゃんは2500円もらえる。
自分が3000円のとき、お兄ちゃんは3500円もらえる。

じゃあ、自分がa円もらったとき、お兄ちゃんはいくらもらえる??
って聞くと、、

「500a円」

って答える子が非常に多いです。
これは、家庭教師あるあるですよwww

500とaの間に、「×」が隠れているんだよね?って話をします。
500a円だと、自分が10000円もらったとき、お兄ちゃんは500万円もらえることになるよ?
良いの?って聞くと、ダメです!!
っていう話www

便利になるために発明されたものに対して使い方が分からなくてかえって厄介なものになってしまっている。xとかyとか、嫌だな〜ってなってる。

この辺は、やり方だけ説明して本質を教えないとなると、後々その歪みが来ます。
大人になってから本質が分からないことを不快あるいは不安と思わなくなってしまいます。

本当はそういう教育を学校でしっかり時間をかけてやってくれると良いのですが、どうも多くの生徒を見ていると、そこまでの余裕は学校にはなさそうです。これはそう思いたくありませんが、本質を理解している先生も多くないのかもしれません。

ちなみに前述の答えは「a+500円」です。
気になった方、中学生・高校生のお子さんがいらっしゃいましたら、是非質問してみてください。

もし500aって答えたら、、ご相談くださいwww

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