子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?

「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」

子供に、あるいは生徒に、
「なんで勉強しなくちゃいけないの?」
って聞かれたら、なんて答えますか?

これは良書です。また改めてゆっくり読みたいと思いました。
本書に関して、結論言うと答えは一つじゃない。
と言うのも複数名の有識者の方々が子供向けあるいは大人向けに自身の考えを語っている。
つまりそれぞれに答えがあるってことであり、少なくても一つの正解があるわけではないのですね。

正解を求めて勉強すること自体が今の教育の悪しき部分だと私は思っています。

なので、正解のない問いに対して、どう答えるのか。
自分の経験から来る考えを言えば良いのであって、それが、「分からない」でも良いわけです。

8名の識者の方々が回答しているのですが、内田樹氏、藤原和博氏、養老孟子氏あたりは、以前から好きな方々で、彼らの子供向けあるいは大人向けに語られる勉強の本質の話は、私にとって、ゆっくり時間を掛けて理解するものに値します。

私自身この問いに対する回答は持っていますが、それはまた別の機会に。