理念•後編

※前回の続きです

それは、
自分らしく生きるために十分なお金
自分らしく生きるために十分な時間
自分らしく生きるために十分な健康
自分らしく生きるのに十分な人間関係

です。
なので、私は、これらがバランス良く手に入る・身につくための関わりを、子どもたちに、或いは大人たちにしていきたいと考えています。

『お金』について現代の日本人に欠けているのは資産教育をはじめとした金銭教育です。
最近でこそ、高校生からの資産教育が始まりましたが、学校で教える資産教育の結論は、NISAに入れです。全然本質的ではありませんね。

『時間』についてはタイムマネジメントについて学ぶ機会があまりありません。等しく与えられてる1日24時間という時間の中で、タイムマネジメントの活用・非活用により、大きな差が生まれます。
具体的には、同じ時間の経過に対して、それが投資の時間なのか、浪費の時間なのかについて、理解して生活している人たちが少ないように感じます。

『健康』については栄養や美容についての知識や、メンタルケア、メンタルマネジメントなどが考えられます。栄養の分野に関しては生活や家庭科という教科で学ぶことが多いのですが、少なくても主要教科ではありません。私は理科の教員免許を持っていますが、元素記号を20番まで丸暗記して覚えるよりも、必須栄養素を覚えることのほうが大事だと思っています。
メンタル面に関しては、現代人は、ちょっと心に負担がかかるとすぐに鬱になりますね。
感情のコントロールも上手くできている人は少ないように感じます。

『人間関係』に関しては、一言でいうとコミュニケーション力でしょうか。人間の悩みの多くは人間関係のもつれからくるものが大半なのではないでしょうか。
幸せを感じるのに、人間関係が良好であることは、直接的に影響しているように感じます。

これらのものが、どうしたらバランス良く手に入るのか、身につけられるのかを、時間を掛けて伝えていきたい。それが現代の義務教育に掛けている教育だと考えています。

それにより、主体的に自分の人生を考える人が増え、夢や自己実現に向けて、失敗を恐れずに挑戦する人間が増えるでしょう。

世の中、努力が全て報われることはなくても良いのです。
その理由は才能や運も関係するからです。

努力が全て結果に直結したら、全員が大谷翔平になれてしまいます。
そんな世の中は逆に気持ちが悪い。結果にグラデーションがあるから面白いわけです。

その一方で、大なり小なり『チャンスがあること』は必要だと思っています。
親ガチャがあるのは事実です。どの親元に生まれるかにより、チャンスの多少の違いは出ます。
でもそれは親が子どもを生む至るまでの努力量にもよるので仕方ないのです。
大事なのはチャンスがワンチャンスでも良いからあることです。

努力もせずに才能もない人が、努力して才能もある人と同じ待遇を求めることは間違っています。
そんなのは平等でもなんでもありません。ただの怠慢です。

幸せな人生・自分らしい人生のためには、そのための努力が必要です。
その努力を続けた人にだけ、幸せが待っているのです。

そういう社会であって欲しいし、そういう社会で幸せを感じられる人を1人でも多く創出していきたい、そういう思いで私は自営で事業を継続しています。

そしてユニットの最小単位は家族です。
幸せな家族を多く作り出すことです。

世界平和の先に個人の幸せがあるのではありません。
日本人が日本人として自分らしく生きられること、日本人として誇りを持って生きられること、
その先にはじめて世界平和があります。

なので、何よりも、自分がそういう家族を目指すことが大事だと考えています。

必ずしも子供たちへの教育といった狭い括りで考える必要はありません。
能動的に・主体的に行動を起こしたい、仕掛けていきたいと考えている人と、積極的に関わっていきたいと考えています。

自分の理念を整理するために言語化しました。
一つでも共感できる部分があると思ってくれた方はアクセスくださいね。
異論も議論が楽しいので連絡ください。