「発達凸凹なボクの世界ー感覚過敏を探検するー」
最近は「繊細さん」なんて言葉も広まってHSPの認知度が上がっているように思います。
HSP(Highly Sensitive Person:非常に敏感な人)とは、外界の刺激や体内の刺激にきわめて敏感に反応してしまう気質のことであり、そういう人を指します。
また、本書でいう「感覚過敏」は、HSCと略されますが、
HSCとはHighly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略語で、「非常に繊細な子ども」という意味になります。
HSPとHSCは大人と子どもという他に、明確に区別はありません。
とのこと。
他にもHSSっていうのもあります。
なかなかややこしいですね💦
興味がある方は是非ググってみてください。
発達障害の子に感覚過敏(HSC)の子が多いのは私もこの仕事をしていて実際にそう感じます。
本書に関しては、絵本として、発達障害の子にとっての感覚過敏の様子が非常に分かりやすく示されています。
発達障害に然り、HSP・HSCに然り、最近ではセクシャルマイノリティーLGBTQに然り、民主主義の世の中では生きづらさを感じても陽が当たりにくいマイノリティーの人たちがいることとその現状を知ることは大事だと感じています。
ただ、マイノリティーの人たちにスポットを当てることを過剰にすることは違うと思っています。
そもそもマジョリティーがあるからマイノリティーがあるわけで、マジョリティーも細分化してみていくと、全てがマイノリティーだ。だからマイノリティーを特別視するのもおかしいし、軽視するのもおかしいし、マジョリティーなんてないのだから、マイノリティーはそれ以上でも以下でもないのだ。っていうのが持論です。
だから、グローバリスト或いは左巻きの人たちが鼻息を荒くして人権だの語るのに対しては熱くはなれない。
しかし、現状を事実として知ることは大事だと思うのです。