家庭教師というと、高校受験や大学受験の対策や、せいぜい早くても小学高学年からとイメージしている方々が多いかもしれませんが、実はそうでもありません。実際ここ2-3年で私が直接担当させていただいている生徒の中には、小2-4くらいで指導を開始している生徒が複数名います。それも中学受験ではなく、ある意味もっと先を見据えてです。小学低学年からの指導を希望される親御さんの話を聞くと、子供達の将来のことを目先だけでなくかなり先まで考えていて、感心させられます。
今担当している生徒で一番年齢が低いのが小1の生徒です。
生徒に寄って授業の進め方が全然違うので一様ではありませんが、小学生の授業では理科の実験をすることもあります。生徒さんは私が帰宅してからも熱心に実験を続けたりしています。
本人が勉強する目的は千差万別ですが、勉強を教える一番の目的は好奇心の刺激です。歳を取るに連れいろんなことを、知らず知らずに諦めていきます。
小学1年生の好奇心は半端ないです。この好奇心が萎んでいくのを横目って見ているのではなく、その好奇心を刺激してあげるのです。好奇心は勉強することの本質です。
そして、大人の私達も、好奇心旺盛な子供達から学べることが実に多い。
子供達にとって、親の関わりは当然大事だし、さらには外的刺激という意味では、小さい頃からたくさんの人に触れることやたくさんの経験をすることが大事だと思っています。
子供にとっての家庭教師という存在もその一つだと私は思うのです。