イラスト版子どものアンガーマネジメント

「イラスト版子どものアンガーマネジメント」

私自身、10年前にアンガーマネジメントを学び、当時ファシリテーターの資格をとりました。元々これを中心にやっていくつもりはなく、自身のスキルアップの一つとして学んだので、以降は積極的な活動はしてきていませんが、アンガーマネジメントに関しては詳しく聞きたいとか、セミナーをして欲しいというご用命も少なくなく、時々呼ばれた場でしゃべっています。

一時期よりはアンガーマネジメントに対する注目も落ち着いたかに思いますが、むしろ定着したと考えるのが自然なのかもしれません。

それでも、教育現場での浸透度というと、まだまだの感じもします。

この本は、子ども向けにイラスト中心、題材も子どもが遭遇しやすい怒りのケースに絞って書かれています。子どもを何とかしてやろうとか、夫を、妻を、職場のスタッフを、何とかしてやろうと思ってアンガーマネジメントを学ぼうとすると、まず上手くいきませんね。

まずは、自分がアンガーマネジメントできていないということを自覚して、まず自分が変わろうと思って臨まないといけません。(周囲のほうがあきらかに酷かったとしても!)

人は1人では生きられない。
かならず人との接触が必要になる。
そのときにコミュニケーションが生まれる。
その中では必ず衝突も出てくる。
感情が乱れることもある。
その時にどうしたら良いか。
怒りの感情は感情の種類の一つに過ぎません。
怒りに限らず感情のコントロール。

そしてそもそも怒りやすい人と、そうでない人がいる。
何が違うのでしょう?
アンガーマネジメントはスキルでありメソッドなので、さすがにそこまでは言及していません。
それは私の持論になりますが。是非興味のある方、語りましょう。

ちなみに、9月頭に、某M中で親御さん向けにお話ししてまいります。
今年は2回目です。