LDの子のためのガイドブック 学校と勉強がたのしくなる本

「LDの子のためのガイドブック 学校と勉強がたのしくなる本」

LDの割合が日本の調査で約4.5%。つまり20人に1人。クラスの1〜2人はLD(学習障害)ということに統計上なります。
ただ、LDはASDやADHDと比べると診断の基準が曖昧なようにも感じます。
単純に点数が著しく低い生徒をLDと診断するのは浅はかですからね。
なので、基準をどこに設けるかによっては、潜在的LDの生徒はデータよりももっと多いようにも思えます。
どうしてできないのか?という理由がありますし、その理由があるということは、イコールどうしたらできるようになるのかも同時にあるということになります。

人をカテゴリ分けするのが勉強の本質ではありませんからね。
十人十色、100人いたら100通りのオンデマンドを考えるくらいの気持ちが教育者には必要です。
そのために必要になって来るのが、本書に書かれているような具体的な工夫なのでしょう。