「毎日がつまらない君へ」
著者の佐藤さんは現在フォトジャーナリストを目指す青年。
自身が40を超える国や地域を訪れたその経験から若い子供たちに伝えるメッセージ。
何より経験者の言う経験の尊さに説得力があります。
また、最終章は、東日本大震災で岩手県に住んでいた母親を失くしたときの話で締めくくっています。
一部要約・抜粋すると、
大切な人との別れの涙は、自分の中の大切なものに気づく、心の底からのメッセージでもある。
悲しみを否定するのではなく、そのように受け入れたとき、それだけ大切な人やものに出会えたことを知り、その思い出もまた、自分の人生の大切な宝物になっていくのだ。
とのこと。最後になんて素敵なことを言うのだろうと感動しました。
そう思えるようになるのも幾多の人との出会いと別れを経験してきたからに他なりません。
私は勇気をもらいました。